nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

本当にわかってあげたかった事

夫婦といっても 全てを曝け出せるわけじゃない そして 生きてるうちは 言えない事も 色々あるだろう (コキアの花言葉…恵まれた生活 忍耐強い愛 あなたに打ち明けます 夫婦円満) けれど 亡くなってからじゃ 何も出来ない 取り返しがつかない 遺されたものか…

何もしない

今日は 朝ヨガもせず ウォーキングもお休み 午前中は 自死遺族の為の 僧侶の会で お世話になって 会いに来てくれた母と おしゃべりして YouTube徘徊して 最後は 大沢先生の 安眠ヨガをライブでやって おしまい 引きこもりの1日 生産性はない でも 同じ自死遺…

虚しさ

虚無感 夫が亡くなってすぐの時は パニック 現実を受け入れられない 不安 恐れ とにかく どうしていいかわからない けれどやらなければならない事に 翻弄される日々 思考力 判断力 認識力 全てが出せない状態だった 時間が経つと いない事の 辛さ 哀しみ 喪…

遺品

大切な人の 遺品整理 皆さんはどうしていますか? 私は 夫が亡くなってすぐ 引越しを しなければならない状況でした 夫婦2人 だけど 抱えている荷物は 計り知れない程 詰まっていて それを いきなり1人分の サイズダウンなんか 頭が回っていない時に かつ 夫…

月命日10回目

今日は 10カ月後の月命日 奇しくも 自死遺族の法要を 安楽寺さんで して下さるとの事で 参加した ここの伊藤住職さんは 築地本願寺の 僧侶による自死遺族のつどいの会を 主催していらっしゃる方のお一人 夫と死別後 とにかく どうしたらいいのか分からず で…

やすらぎの里 最終日

いよいよ今日で最後の日 ヨガと朝ウォーキング この日は快晴 とても良い天気だ 来た時より 私も笑顔が増えている 明らかに心が元気になっている そう自覚出来ている ここにこれた感謝しかない感覚 全てが有難かった 朝ヨガや安眠ヨガは これからも なるべく…

another star

以前ラジオで 流れてきた曲 スティビーワンダーの another star 何かメランコリックで 涙が溢れた 急いで歌詞を見てみたら starは比喩で 別れた恋人への想いの歌だそうだ 夫からのメッセージにも 私は受け取れた こんなふうに思ってくれているのなら 全てを…

やすらぎの里3日目

充実した2日間を終えて もう3日目 雨模様の朝 とても冷えて寒かった ヨガだけやって お散歩はパス 施術をしてもらって 食事 味覚が敏感になったせいか ピクルスの酢が とても強く感じた 卵のとろっと加減が美味しい ブルーベリーのヨーグルトも嬉しい もうこ…

やすらぎの里2日目

2日目 朝6:30 朝ヨガ、お散歩に参加 死別直後は 眠れず 朝4時には起きていた 早く日が昇るのを待って 5:30頃からウォーキングに 出ていた けれどやはり冬は寒く 日の出も遅いことから 段々と起床時間が遅くなり 夜更かしも増えて 8:30か9時頃に起きるように…

やすらぎの里1日目

初日から 計測と施術 体重が この冬の間に 引きこもり動かないせいで 結構増えていた それも実はストレスだった 施術はカッピング わかっていたけど 結構赤みが出ていた 結構どころではなく だいぶ激しく紫色に… 血流が悪いんだろう その後お夕食 量は当然な…

なぜやすらぎの里へ来たか

高原館へ着いてすぐ カウンセリングがある 順番を待ってる間 ここを開いた 大沢剛先生の やすらぎの里への道のり というファイルを手にした なぜこのように 心身療養施設を造ったのか その理由となる 大沢先生の これまでの人生の歴史が 書かれていた まだ先…

伊豆やすらぎの里へ

先週3泊4日で 伊豆の療養施設 やすらぎの里 高原館に お世話になった とにかく自然に触れたかった 心身を癒したかった 伊豆は30年ぶり 踊り子号で 途中小田原を抜けた辺りから 夫と毎年 私の誕生日に 箱根に行ってた記憶が蘇り 号泣… 一人旅 まだ早かったか…

抑うつ

死別の悲嘆反応の一つ ただただ 無気力で 涙が溢れて仕方ない 喪失の絶望 2人の未来が作れない絶望 一人で生きていく虚しさ、不安 取り返しのつかない後悔 もっとしてあげたかった わかってあげたらよかった 罪悪感 こんな思いにぺしゃんこになる ここ1ヶ月 …

靖国夜桜能

2日に 靖国神社の夜桜能へ 大般若のお能は 舞台映えする とても素晴らしい演目でした 夫が誘ってくれて 初めて着物で 行ったのが 2019年4月 貴方も昨日一緒に観てくれていたかな 高尚な趣味への道を つけてくれて ありがとう 一緒に行けていた時に もっと味…

美しく散る

菜の花と 桜が 同時に咲いた今年 早くも 桜吹雪が ベランダに舞い散ってきた そして 椿も満開 花は心を癒してくれる ただ咲いているだけなのに そういえば 桜の花は 枯れる姿を見せない 勢いよく 散ってしまうから その姿さえ美しく 人を魅了する 咲いて散る…

花散らしの雨

ゆらぎないもの ゆらいでいくもの 桜の木と その花弁 花は散り 木は不動 根付くものと 去るもの 堂々と 潔さ 養分を与える側と 惹きつける美しさを放つ側 けれどその花の芯は しっかりと幹に繋がり 次の花への周期に入る 散るものと 残るもの 命を繋ぐリレー…

去年の今頃

引越ししたこの家から 桜が見える 昼間は蝶が舞っていて 長閑でぜいたくな眺めに 深呼吸したくなる 贅沢なマンションでもないけれど ここは 夫が亡くなった後 母に見つけてもらったところ でもいくら思い出しても なぜここを見つけたのか わからないという …

死別反応

夫と死別して現在9ヶ月目 今の状態はというと 3月に入って 今年は暖かいせいもあり 2月までとは ほんのすこぅしだけ 気分の安定を感じ また、歩く速度、力も ちゃんと歩けている感覚 これを前向きというのかどうか… 以前は、足を引きずるようにしか 歩けなく…

はじめてのMRI

突然の別れから 怒涛の数ヶ月が過ぎ やむなく引越しもして 開梱が半分落ち着いた頃 生理がダラダラと続いている事に気づき バストの痛みも激しくて 体を横にするのも痛すぎる位だった。 身体、ホルモン、自律神経… 諸々崩れているのは当然だ。 更年期もあり …

グッバイ、来世でまた会おう

今年のお彼岸が終わった。 あの世とこの世が繋がる期間。 私なりに 夫と私の両家のご先祖様へ 祈りと 故人達のゴミ取りをした。 見えない世界の事だけど きっと気持ちの光は 届いているって信じたい。 みんな幸せでありたいのだから。 穏やかな幸せが好きか …

突然の別れ

2020年6月 夫が突然亡くなりました。 3月終わりに重度の鬱病で 緊急入院したあと4月には退院し 自宅療養中でした。 退院直後は 散歩に出かけたりも出来たものの 次第に力が無くなり 寝ているだけになり 身体もどんどん痩せて 食事が出来なくなっていきました…

はじまりの記

これから わたしの心の中を 記していこうと思います。 突然の伴侶との死別による 深すぎる心の傷を 静かに眺め 寄り添う場として。