nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

一年半過ぎて

今年の6月は三回忌。

今1年7ヶ月目。

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昨年の今頃に比べたら

ずいぶんと気持ちは楽になっている。

 

身体も足取りはしっかりと

大地を感じて

歩けるようになった。

 

そして、辛い死別前後の映像や

思いを鮮明に何度も反芻する事も

少なくなってきたように思う。

 

でも時折

朝起きては

なぜこんな事が自分の身に飽きたのか

と嘆き

本当に現実の事なのか?と

絶望し

なぜ?とその命のもったいなさに

まだまだ活躍出来たのにと

悔しい気持ちと

それなのに、心からその奥底の辛さに

寄り添えなかったのだと

後悔する

 

この流れは

今もある

 

でも次の瞬間には

別の事に目を向けられている

そこに留まる時間は短くなっては

きているかもしれない。

 

ここまで

よく頑張ったな。

 

けど、これから

どうやって

自分一人で生きていくんだろう

 

そこがまだ見出せない。

夜通し、好きな人や何かヒントになりそうな

YouTubeばかり見て一日が終わる日も多い

 

時間も昼夜逆転している

夜2時頃寝て、朝は9時頃に起きて

10時に朝ごはん

 

やすらぎの里で

規則正しい早起きの体のリズムを作ったのに

また元に戻ってしまった

 

色々やらなくてはいけない事も

たくさんあるのに

心も身体も少しずつ

元気にはなっているのに

動けないのではなく

動きたくない気持ちが続いている

 

それでいて

どうしたら

自分のビジネスが確立するんだろうって

悩んでばかり

 

核になるものさがしをしている

私しか出来ないのは

こんなに辛いグリーフを経験した事

 

そこからの今日までの歩みから

経験した事

思った事

それらはもしかしたら

同じ自死遺族になってしまった方の

お役には立てるかもしれないと

このブログを書いている

 

1年7ヶ月経った今

平穏な日常は取り戻せている

 

でも、仕事はできないままなので

生活収入は

遺族年金と保険金と遺してくれたものを

使わせてもらっている

 

なんとか

自立自活して

制限なく

自由に

罪悪感なく

使えるようになりたいと思う

 

その為に

何か人の役に立って

きちんと利益も出る何かしらの

ビジネスをしなければなと

思う

 

かと言って

世の中のゴリゴリ数字の誇張ばかりの

集客ビジネスはごめんだ

 

私には合わない

 

キラキラとした女性らしい起業も

今の気分ではない

 

もっと深く静かな

ただただ静寂の中で

五感を震わせて

今ここに心を置ける

 

自分と繋がる時間の供給

 

語りたければ語り

ただ感覚に身を委ねたいだけならそれでもいい

花鳥風月の中で

お抹茶とお菓子を頂いて

心の中の深い深い悲しみや辛さや

後悔や、あるいは希望など

なんでも話したければ話して

自分の心と翼を軽くして

 

ほんの少しでも楽になって

家路に向かえる

 

そんな居場所を提供出来たらな

と今は考えている

 

私こそが

あの時

そんな場所が欲しかったから

 

お茶の点前と呈茶と

季節の語らい

心の思いを安心して出せる場

 

死別悲嘆のセキュアベース

そんな心安らぐ居場所を創りたい