nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

死別から1年半経って

今日は立春

2022年がいよいよ本格的に始動する日

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死別から一年半経って

改めて去年の今頃を振り返ると

 

とにかくコロナ禍で人に会えず

悲しみに暮れて

アマゾンプライムを見ながら夕ご飯を食べたり

寒くて、太陽の当たる午前中は

ベランダでお日様に辺りながら

ひたすらぼーっとして泣いていたなぁ

 

どうやって生きていけばいいのか

こんな時代の変化に取り残されて

この世の終わりみたいに思ってた

ほんとに悲しくて辛かったから

 

 

でも、一年経って

悲しみの感覚は

たしかに変わっている

 

まだ毎日外に出て

仕事に行くとかは出来ないけれど

 

普通に散歩したり

買い物したり

普通の日常は送れている

 

この間まで

聞かなかった

夫のiPad

見れなかった

写真も

 

ここのところ

夫の好きな音楽が詰まった

iPodを流すだけで

夫が聞いているような

私にとっての

守りの波動ミュージックのような

そんな気がして

 

心の痛みが修復してきたのかもしれない

去年は、音楽聴くだけで

夫を思い出して

無念な自死

受け入れられずに

苦しくて聞けなかったもの

 

時間ってすごいなぁと思う

 

それに

積極的に去年は

グリーフケア講座に出たり

分かち合いの会や

魂的な生死の真実とか

色んな事を学び

色んな治療も試みて

なんでも経験してきた事が

 

心を強くしてくれていたのかもしれない

 

色々あったけれど

 

今は

夫の最期の選び方を

尊重しようと思うし

 

世の中的には自死はダメだと

色々な考えから言われているけれど

そうは言っても

それを選んだ家族がいる自死遺族にとっては

そんな情報は信じなくていい

と今は思う

 

 

これからは

自分が信じた世界が

自分の世界を創る時代

 

自死にいいもわるいもない

だってそれまで

懸命に56年間生きたんだもの

 

そのうちの27年を共にいてくれて

30年も会社に貢献して

多くの人に笑顔と思いやりと知識で

役に立ってきた夫を

 

よく頑張ったね

辛かったんだもんね

突然お別れして

とても辛いけれど

ほんとは、

この心に抱えたグリーフは

あなたを想う繋がりの糸なんだって

わかったよ

 

自死の上に

私にとっては裏切りの行為も発覚して

もう訳が分からなくなって

ぐちゃぐちゃになって

自己破壊が起きたけれど

 

今は、いつもイマココにいて

穏やかにゆっくりと

生きてます

 

あなたの遺してくれたもので

なんとか暮らせている事に

感謝だし

 

私と一緒にいてくれて

沢山の経験をさせてくれて

 

最後の最後に

私の魂の成長となる

こんな試練を与えるお役目を

負ってくれて

そこには敬意と感謝しかないの

 

 

こうなれるまで

一年半かかったけれど

 

これからだって

落ち込んだり

悲しくて泣いたり

自責をしたり

無気力になる時はあるかもしれないけれど

 

いいの

それも込で

私は、穏やかに

あなたに恵まれて日々を

生きて幸せになるの

 

それで、いいよね?

いつも見守ってくれてる?

 

そっちでもお勉強やお役割があるんだってね

無理せず頑張ってね

それまでは十分魂を癒やして

よく休んでね