nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

美しく散る

菜の花と 桜が 同時に咲いた今年 早くも 桜吹雪が ベランダに舞い散ってきた そして 椿も満開 花は心を癒してくれる ただ咲いているだけなのに そういえば 桜の花は 枯れる姿を見せない 勢いよく 散ってしまうから その姿さえ美しく 人を魅了する 咲いて散る…

花散らしの雨

ゆらぎないもの ゆらいでいくもの 桜の木と その花弁 花は散り 木は不動 根付くものと 去るもの 堂々と 潔さ 養分を与える側と 惹きつける美しさを放つ側 けれどその花の芯は しっかりと幹に繋がり 次の花への周期に入る 散るものと 残るもの 命を繋ぐリレー…

去年の今頃

引越ししたこの家から 桜が見える 昼間は蝶が舞っていて 長閑でぜいたくな眺めに 深呼吸したくなる 贅沢なマンションでもないけれど ここは 夫が亡くなった後 母に見つけてもらったところ でもいくら思い出しても なぜここを見つけたのか わからないという …

死別反応

夫と死別して現在9ヶ月目 今の状態はというと 3月に入って 今年は暖かいせいもあり 2月までとは ほんのすこぅしだけ 気分の安定を感じ また、歩く速度、力も ちゃんと歩けている感覚 これを前向きというのかどうか… 以前は、足を引きずるようにしか 歩けなく…

はじめてのMRI

突然の別れから 怒涛の数ヶ月が過ぎ やむなく引越しもして 開梱が半分落ち着いた頃 生理がダラダラと続いている事に気づき バストの痛みも激しくて 体を横にするのも痛すぎる位だった。 身体、ホルモン、自律神経… 諸々崩れているのは当然だ。 更年期もあり …

グッバイ、来世でまた会おう

今年のお彼岸が終わった。 あの世とこの世が繋がる期間。 私なりに 夫と私の両家のご先祖様へ 祈りと 故人達のゴミ取りをした。 見えない世界の事だけど きっと気持ちの光は 届いているって信じたい。 みんな幸せでありたいのだから。 穏やかな幸せが好きか …

突然の別れ

2020年6月 夫が突然亡くなりました。 3月終わりに重度の鬱病で 緊急入院したあと4月には退院し 自宅療養中でした。 退院直後は 散歩に出かけたりも出来たものの 次第に力が無くなり 寝ているだけになり 身体もどんどん痩せて 食事が出来なくなっていきました…

はじまりの記

これから わたしの心の中を 記していこうと思います。 突然の伴侶との死別による 深すぎる心の傷を 静かに眺め 寄り添う場として。