nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

亡くなる日の事

あの日の前 三日三晩眠れなくて どんどん痩せて おかしかった 薬が合わないのか 主治医に電話するも 薬は飲まなくていいというだけ でも、おそらく 次診察に行ったら 即また強制入院の流れに なってただろう 私も 夫の異常事態に 何度も救急車を呼ぼう 往診…

3回忌を終えて

ようやく2年 3回忌を無事終えた 今年は親族も呼んで みんなでお墓参り 義父とも合同法要 本当の7回忌は去年だったけれど 夫の納骨式もあり まだ親族にうまく対応出来る余裕がなく 一年延期しての法要 こちらの都合で 一年遅くなってごめんなさい でも… なぜ…

けじめ

頭のどこかにはありながら そのままにしていた事がある。 昨日先方からの連絡で 動悸と背中がぎゅーっと収縮した。 私のこの感覚は 嫌な物、苦手な事に対して 起こる。 それは夫との死別後に わかってきた感覚。 これまで我慢をしていた事に気づかず この世…

一年半過ぎて

今年の6月は三回忌。 今1年7ヶ月目。 昨年の今頃に比べたら ずいぶんと気持ちは楽になっている。 身体も足取りはしっかりと 大地を感じて 歩けるようになった。 そして、辛い死別前後の映像や 思いを鮮明に何度も反芻する事も 少なくなってきたように思う。 …

死別から1年半経って

今日は立春 2022年がいよいよ本格的に始動する日 死別から一年半経って 改めて去年の今頃を振り返ると とにかくコロナ禍で人に会えず 悲しみに暮れて アマゾンプライムを見ながら夕ご飯を食べたり 寒くて、太陽の当たる午前中は ベランダでお日様に辺りなが…

突然のPTSD

主人が自死した時 私が第一発見者となってしまった その時の映像と そこに至ったであろう 主人の辛さ パニック 命を絶つ瞬間… 色々妄想してしまうと 大声を出してしまう… ダメ!!!と 手を伸ばしてしまう どこにいても ふいにそれは起こる 涙はマスクに染み…

仕方のない事だけど

思い出す時 それは不意にやってくる 例えば、 目を瞑って天を仰ぐ時 もうダメだ… そういう時がある。 そんな時 夫が亡くなる前に そうしていた映像が目に浮かぶ。 私は何度もそれを目撃していて というのも 夫がそういう仕草をする時 私は最もらしく 偉そう…

グリーフケア学習の日

今日は1ヶ月の夏休みを経て グリーフケアの講義の日 お題は 自死 先月の新盆で 苦しさがぶり返したものの 月末には持ち直し 9月は何となく少しずつ 気力が戻っているのを 感じていた 今日の講義で また戻ってしまったら どうしよう…と一抹の不安 けれど、こ…

彼岸のお墓参り

朝から一人で お墓参りに 誰かがもうお花を 手向けてあった 主人のご先祖もいるから どなたかが参ったのだろう お墓の横に 曼珠沙華 お彼岸の時に必ず咲くのね そして明日は 主人の誕生日 8月終わりに もうこれで最後と 視える方のところへ行った 主人は お…

何一つ捨てたくない

遺品の整理 亡き人の物の断捨離 私は、主人が亡くなって すぐ引越ししなくてはならなくなって 新しい家には 全ての荷物は持っていけず 手放したものが沢山あった オシャレな主人は お洋服を沢山持っていた どれもこれも 思い出がある 嬉しそうに着ていた顔 …

寂しさも悔しさも

9月から、別の人として 志事をしていくことにした。 婚家の苗字で活動する事で 迷惑や心配をかけたくないから… が1番強い。 そして、新しい自分として 誰の何のしがらみもない 自由な表現をしたかったから。 自死遺族になって まだ1年 心の中の闇は深く 傷も…

9月

2021年も残り4ヶ月。 そして、死別して 1年と2ヶ月が過ぎた。 (私の大好きな空のグラデーション) 一周忌、納骨、新盆 そして 今月は、彼の誕生日とお彼岸。 いわゆる記念日の一つ。 今私が思うのは 彼の遺品は一つも処分したくない という事。 四十九日過…

わかってくれてると思えた時

自死遺族の 死別後の苦しみは 経験した人じゃないと わからない わかりようがないのね 経験してない事は なんでもそうだから 類推したって 自分の身に降り掛からなければ 100回聞いたって わからない だから 巷での心理学とか 死別を乗り越えたように見える…

軸って

ほんとに綺麗だった 昨日の夕焼け 自分軸を立てる よく聞く言葉 私のこれまでの人生 何が軸だったのか ないわけじゃない その時その時 これ!というものに出逢い 突き進んでいた時もあった けれど いつも心の中は 満たされていない 何か これではダメだ! っ…

新盆

今年は夫の新盆 (昨日夕焼けがとても美しかった) 私の実家とは 宗派が違うから はじめての事 最初は 手許供養もあるし 小さいけど小さな提灯と 牛馬も おがら代わりに マンションでも焚ける キャンドルとか… 色々用意して 1人静かに お迎えしようと思って…

誰に対しても優し過ぎたんだ

今年も早7月 後半に入った やり残した事はないかな? (鎌倉円覚寺の紫陽花) 一周忌近辺のこの頃は 去年の事 その前の事 脳が勝手に 自動で思い出してくる この一年 色んな激しい思いを 味わった ノートに書き殴ったり 一人で泣いて泣いて 泣き通したり 時…

一周忌を終えて

少し早く 今日、一周忌と納骨を終えた ようやく一年 もう一年 どちらもある お天気が良かった事に感謝 何事もなく無事終えた事に感謝 新しい位牌に 魂入れをして頂き 小さな星台を 手許供養にした いずれソウルジュエリーに するかもしれない 喪のビジネスと…

自死遺族にとって

1番辛い事 これは私の場合 死別のショックや衝撃や悲しみ… これらは 誰でも とんな関係性でも あると思う 順番が相応で 寿命と考える場合には 仕方ないねと 悲しいけど 安らかに穏やかな気持ちで 故人を弔えるだろう けれど 私みたいに 突然自死されて 第一…

自助の会について

自死遺族の為の わかちあいの会は 探せば いくつかあります。 死別直後 私は 事実を受け止められず 誰かにどうしたらいいのか とにかく 話して 聞いて 答えなり標が 欲しかった けれど世はコロナ禍で どこもここも 開催中止 3ヶ月過ぎると オンラインで ぼち…

揺り戻し

薔薇が 咲き誇っていますね 明後日は11回目の 月命日 この一年 いえ その前から 経験した事もない どん底を 味わい 色んな事で なんとか 道を見出したいと もがいてきました 来月は 一周忌 その前の週に かねてより 頼まれていた 主人の友人達が お参りに来…

山の行より里の行とは言うけれど

山の行とは 大本山や修験道で 毎日毎日 悟りを得るまで 修行をする事 自然の中に 様々な気づきを得たり 同じ志をもった 師や同朋らと 切磋琢磨して とにかく 今目の前のことに 全力を傾ける そこには 別に 稼ぐという事をしなくても 生きていける 何かによっ…

誰でもいいから

夫が自宅療養に なった時 コロナの緊急事態宣言で 助けて欲しくても 誰かに来てもらいたくても 頼めなかった 今思えば 誰かれ構わず 助けてもらえばよかった 声をあげればよかった あんな状態で 私1人で 看護するなんて 無理だったんだ でも 今より コロナの…

あの世とこの世と

主人がこの世から 消えてしまって 私は 彼の霊魂は どうなっちゃうのだろうって すごく怖かった 自死したら 魂はどこへ行くのか 色々怖い情報もあるし 救いのない霊能系の YouTubeも多いし けれど 浄土真宗や 魂的な話をする人の中には どんな亡くなり方であ…

感情とは

湧き上がる 感情とは なんなのか モノ、コト、ヒト… そこから 自動で 湧き上がってくる 私達は それに 言葉で表現をするけど 言葉というものが この世になかったら それは単なる湧き上がるもの それを 人は 怒り 悲しみ 憎しみ 嬉しさ 喜び …… 色々当てはめ…

思い出が自動に甦る

今日は 近くの ほっとするカフェで ティータイム 緊急事態宣言の時は テイクアウトのみだったけど やっとカフェ再開☕️ 中が一杯で ロッジ風の離れで 1人きりの時間 砂時計で時を知らせてくれる 丁寧な気遣いのお店 木の風情 そこにいて 今を感じようとすると…

何もしない

何もしない日 何も出来ない日 そんな日があっていい そんな日だけでもいい 自分を責めない こんなに 心と体のエネルギーが 落ちて ボロボロなのに なぜ 私は私を 責め、叱り、 このままでは 生かされないよと 脅すのだろう… 生き方を変えろ あり方を変えろ …

苦しい時

私が 主人と死別して 色んな辛さを 日々感じているけれど 1番辛いのは もう二度と 一緒に思い出を 作れない事 過去の思い出を 一緒に振り返れない事 肉体を持った主人と 二度と会えないという 現実が 辛いのです 魂では いつも 側にいてくれたり 助けて欲し…

空に住む

今日は Amazon primeの 映画見ながら 晩ごはん 何となく タイトルが気になって 空に住む を観た 起きている事実は 相当な悲劇 なのに なんだか さらりとした映画だった それとも 感情が 表せないほどの 悲嘆なのか それより 率直に 両親が亡くなって 素敵な…

I.G.Y ドナルドフェイゲン

音楽が好きだった夫 受験が終わり 大学生の頃は バンドをやっていたそうだ 担当はベース いつかまた ベースをやりたいと 数年前に買って たまに弾いていた 遺品のギターは今も家に GWは ゴロゴロすると決めて 夕方ラジオをつけた 途端に このドナルドフェイ…

全てをかけて守りたい

今日は4月最後の日 流石に初夏の陽気 長いGWも 緊急事態宣言の下では 県外に出るのも 躊躇われる 携帯カバーを買いに 電気屋さんに 「すべてをかけて守りたい」 ふと目に入ってきた パソコンのポスターの文字 じーっと見て 想いを馳せてみた もしかして これ…