nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

やすらぎの里2日目

2日目

 

朝6:30 朝ヨガ、お散歩に参加

 

死別直後は

眠れず

朝4時には起きていた

早く日が昇るのを待って

5:30頃からウォーキングに

出ていた

 

けれどやはり冬は寒く

日の出も遅いことから 

段々と起床時間が遅くなり

夜更かしも増えて

8:30か9時頃に起きるようになっていた

 

久しぶりの早起き

 

けれど朝ヨガは気持ちいい

そして散歩も

参加してる皆さんと一緒だから

なんとなく元気も貰える

 

初めましての方ばかり

なんとなくこの方とお話ししたいなと

思う人と

歩きながら話して

 

1人者

子なし

将来と健康の不安

 

同じ境遇だったり

同じ悩みだったり

がわかって

 

これも共鳴なんだろうなと思う

 

散歩から戻ったら

豆乳甘酒が用意されていた

 

基本的に

朝ごはんは10時なので

 

その前にこうして

お茶や生姜湯やこんなドリンクが

あるのは

素直に嬉しい

 

意外とお腹は

空いてない

でも

朝ごはんは待ち遠しかった

 

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小花のブーケ💐が

心を和らげてくれる

愛情と真心のこもったお料理

そして体に良い食材と量

人に作ってもらえるお料理は

本当に嬉しい

 

高原館の館長さんや

厨房のスタッフさん達みんな

とても感じが良くて

人当たりも優しくて

 

その名の通り

安らぎを与えてくれる

 

 

高級感、ラグジュアリー感

豪華な食材でおもてなし…

 

という高級温泉旅館とは

全くタイプの違う

 

でもじんわり温かい

隅々まで行き届いた優しさが

今の私には

良薬に感じる

 

そして今日は

大室山へ

坂道を延々歩いて

山頂まで登った

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夫の事から

私は高所恐怖症になっていた

 

正直ロープウェーは

怖かった

山頂も生きた心地がせず

足がすくんだ

 

でも

大自然が私を受け入れてくれた

青い空と海

風と緑

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2人で行った似かしい場所

 

セドナ

グランドキャニオン

北海道のイサムノグチの丘

スキーをしたモントランブラント

レイクルイーズのハイキング

白川郷

 

山の思い出が蘇ってしまった

 

今は1人ぼっちで来ている

泣けてくる

 

でもこれが現実なんだって事

受け入れなきゃいけないって事

 

何かにつけて

何を見ても見なくても

 

ふと

思い出が蘇る事があるのも

悲嘆反応の一つらしいから

仕方ないね

 

せめて

夫の魂は

共に来ていると

思いたい

 

行きの踊り子号の車窓に

ずっとついてきた

一直線に伸びる雲

あ、夫も一緒に来てくれてるんだって

思ったの

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追憶…

それでもいい

そう私が思えばそうなんだ