nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

9月

2021年も残り4ヶ月。

そして、死別して

1年と2ヶ月が過ぎた。

 

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(私の大好きな空のグラデーション)

 

一周忌、納骨、新盆

そして

今月は、彼の誕生日とお彼岸。

 

いわゆる記念日の一つ。

 

今私が思うのは

 

彼の遺品は一つも処分したくない

という事。

 

四十九日過ぎたら

三回忌過ぎたら

◯◯過ぎたら…

 

関係ないよね。

 

物があると思い出して辛くなるから

 

それは本当にそう。

 

だけど、私は一つも捨てたくない。

今は…

 

まるで生きてた時と

同じように

 

会社に行っていないだけかのように

生きていた時と同じ日常に

したい思いがあるという事。

 

未練、執着ではないの。

 

ただ、帰ってくる

一緒に暮らしている

 

そういう感覚じゃなきゃ

本当に生きていられなくなる

という事。

 

2度と会えない

2度と帰ってこない

2度と一緒にご飯を食べたり

出かけたりする事もない

 

つらくて悲しくて

未だ嫌だもの

 

でも、彼の日常使っていたものが

あるだけで

クローゼットのネクタイ見るだけで

会社に行ってるって

思えるの。

 

そしたら

気分が

少し落ち着くの。

 

ご飯も毎回陰膳してる。

一緒に食べたいから。

 

食いしん坊だったのに

小さなお皿にお取り分けして

おりんを鳴らして

「ご一緒に」

 

それがせめてもの

私の償いと儀式

 

まだまだしんどい

でもそれも当たり前

 

まだ一年なんだもの…

 

どうしたら楽になれるんだろうって

去年はもがいてたなぁ

だから苦しかった

 

あの時もっと浸らせてあげれば

良かったなと思う

 

今は一杯泣いて怒って

落ちるとこまで落ちてもいいし

寝てばかりでもいいし

したいようにしていい時なんだよって

 

とにかくゆっくりして

何もしなくても

何も出来なくても

自分を責めずにね

って言ってあげたいなぁ