nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

新盆

今年は夫の新盆

 

f:id:nystar:20210806151514j:image

(昨日夕焼けがとても美しかった)

 

私の実家とは

宗派が違うから

はじめての事

 

最初は

手許供養もあるし

小さいけど小さな提灯と

牛馬も

おがら代わりに

マンションでも焚ける

キャンドルとか…

 

色々用意して

1人静かに

お迎えしようと思っていたけど

 

 

なんとなく

気になって

 

気になるなら行こう!

とやはり墓参りへ。

 

猛烈な暑さだったけど

一通りお掃除して

お花を手向け

静かにお線香でお祈りして

 

汗だくながら

心は澄んだ気がした

 

御霊はお墓にいるわけではないと

私は思っているけど

 

夫の新盆は最初で最後の事

 

ちゃんとしきたりに従って

やってあげるのも

供養かなと思い直した

代々の家系のしきたりもあるし

 

24日の地蔵盆まで

いてくれるという

 

いつもいてくれてると思っていたのに

改めて

迎えるという行事に触れて

 

なぜか

どっと悲しみが押し寄せている

 

救えなかった

助けてあげられなかった

寄り添ってあげられなかった

わかってあげられなかった

後悔…

 

精神科と医師達に対しての

薬害を知らずに処方している事への

怒り…

 

そんなものがむくむくと

湧いた

 

あの時入院なんかさせなければ

薬を断固拒否してれば

 

こんな事にはならなかったかもしれない

という無念さ

 

 

このところ

夫を思い出すとしても

触れずにいた

心の中の深い傷

 

お盆を気に

またそこが

疼いたのかも

 

 

まだ一年だもの

まだまだ心は複雑に傷ついている

 

それが本当の今の私なんだ