nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

自死遺族にとって

1番辛い事

 

これは私の場合

 

死別のショックや衝撃や悲しみ…

 

これらは

誰でも

とんな関係性でも

あると思う

 

順番が相応で

寿命と考える場合には

 

仕方ないねと

悲しいけど

安らかに穏やかな気持ちで

故人を弔えるだろう

 

けれど

私みたいに

 

突然自死されて

第一発見者になってしまった場合

 

その光景と

それまでの数日間や

その直前までの

故人の様子が

記憶にこびりついて

 

なんでもないのに

ふと蘇って

苦しくなったり

パニックになったり

大声を上げてしまったり…

 

それが辛いんだ

ほんとうに辛い

 

衝撃的な映像と

なんでこんな事したのか

何があったのか

なんでこんな選択をしてしまったのか

 

あの時から

いえもっと前から

兆候はあったんじゃないか

とか

 

過去を遡っては

本人の本質、在り方

私の本質、在り方

2人の関係性に腹を割って

向き合ってこなかった事

自分の怠慢や驕り昂り…

 

そして行き着くのは

義両親や義家の

教育、在り方だったりする

 

そこを責めたって仕方ないのは

わかってる

 

でも鬱病の人は

メンタル的に

そこにストレスや縛りを抱えて

生きてる人が多い

そして

それを無自覚な人も多い

 

後は食事

 

繊細で些細な事もとても気になる

過敏性大腸症候群で

不眠症

お腹がいつも冷えてたり

お腹周りに脂肪がついていたり

甘い物、精製されたもの好き

添加物バリバリの

ファーストフードも好き

 

見事夫は合致している

 

そして、頭がいいから

脳の隙間を嫌う

 

知識を詰め込んで思考し

為になるアウトプットもするけれど

 

基本

いつもどこかに行っていた

休日なんて殆どなかった

 

脳に隙間を作るのは

旅行に行ってた時位なのかな

旅行をお楽しみっていつも言ってた

 

そう…

前々から

そんな兆候があったんだ

 

そばにいても

そんな知識もないから

 

前兆が小さい時に

対応していたら

ここまでには

ならなかったかもしれない

 

今、私は

色々調べて

PTSDの治療に

ニューロフィードバック

というものに通い出している

 

過酷な戦争体験のある兵士の

回復に使われた療法

 

心理カウンセリングでは

EMDRを勧められた

 

過去はなくならないし

変えられない

だから記憶もずっと

残ってしまう

 

それを鮮明に

今に

思い出してしまい

心身が反応してしまうんだ

 

これもなった事ある人じゃないと

わからない

 

夫の死因は伏せているから

一般的には

心不全って事にしている

 

だから

病院で亡くなったんだろうとか

家で亡くなったんだろうとか

まぁその程度まで

思う人も少ないと思うけど

 

実際は

警察、救急車が来て

私も動揺して

救急車で運ばれて…

 

静かに看取れた

わけじゃなかった

突然の永遠の別れ

 

慌ただしくその後の事

決めなくちゃいけない

目の前真っ暗ながら

受け入れられないながら

進める事は

進めなくちゃならなかった

 

ある意味

心の麻痺を起こさせ

感じる心を

止めていたように思う

 

だから

周りの人達に

今の私を見て

 

元気そうで安心した

 

だなんて

言わないで欲しい

って思ってしまう

 

今でもPTSDに苦しみ

真実と壮絶な状況だった事を

言えない苦しみ

幸せそうに見える友人家族らへの

嫉妬

自分の人生への絶望

 

そんなものをね

抱えているんだって事

 

言えたらいいけど

言えないの

 

だから

分からなくて当然

 

だから

黙って背中をさするとか

手を握るとか

 

よくよく生きてきたね

がんばってきたね

 

って気持ちを示すだけでいい

 

そして、私もね…って

家族を亡くした時の事

話す人もいるかもしれないけど

 

ごめんね

人の話は聞けないの

 

伴侶

うつ病

自死

コロナ禍(災害)

 

そのままそっくりなら

貴女はどうだった?

ってこちらも聞ける

 

でも

祖父母や両親、子供

しかも老衰とか

闘病とか寿命だったりしたら

 

ちょっとニュアンスが違うの

 

大切な人との死別って

その関係性や

天寿によって

 

その悲嘆の深さや苦しみは

それぞれに違う

 

そして

自死遺族の第一発見者は

相当に言えない壮絶な

苦しみを抱えているって事

 

経験した身だから

わかる事

 

経験してなければ

わからない事

 

わかってほしいなんて

思えない

経験してなければ

絶対にわからないもの

 

ただ言えない程の

苦しみがあるんだなって

思ってあげてて欲しいって事

 

元気にしてるのは

元気そうに見えるのは

あなたの前だけかもしれないよ

 

PTSDに苦しんで

治療に行き

自助会に言って 

本当の思いを可能な部分だけ

吐き出し共有し

 

何も見出せず

何も出来ず

生きてるだけで精一杯なのかも

しれないって事

 

私はそれを知った

それを経験した

 

見える部分の表面と

見えない心身の領域

 

それ全部で

人間

 

見えない領域は

その人の思いや考えの部分だから

膨大で制限がない

そして揺れ動く

日替わり、分変わり、秒変わり

安定してなんかいないの

 

川の流れのように

うつろうのに

 

辛辣な記憶は

留まり続け

私を刺激してくる

 

今はそんな時期