nystarの日記

昨年突然に自死遺族となってからの日々の記録です

I.G.Y ドナルドフェイゲン

音楽が好きだった夫

 

受験が終わり

大学生の頃は

バンドをやっていたそうだ

 

担当はベース

 

いつかまた

ベースをやりたいと

 

数年前に買って

たまに弾いていた

 

遺品のギターは今も家に🎸

 

GWは

ゴロゴロすると決めて

夕方ラジオをつけた

 

途端に

このドナルドフェイゲンの

I.G.Yが流れてきた

 

夫はスティーリー・ダン

大好きで

 

中でもこの曲はお気に入り

 

だから

わかるの

 

あぁいてくれてるな

って

 

この間、近くでランチした時も

ふいに店内に流れてきた

 

今日もそう

 

このところ

すごくメッセージくれるんだね

 

いつも側にいる事

わかってね

歌詞から

自由になりなさい

って言われてる気がする

 

ニューヨークが出てくるあたり

絶対貴方だよね

 

ちゃんといてくれてるのに

見えないから

寂しくなっちゃうんだ

 

みんながお休みで

楽しく過ごしているから

余計辛いな…

 

 

歌詞の和訳

星条旗の下で何物にも屈せずにいること
聞きな、
この夢はもう視界に入ってる
それを認めるべきだ
その時が来れば、はっきりするさ
我々の未来は明るいってことをな
グラファイトでできたキラキラ光る
あの列車に乗って、海の下を走れば
たった90分でニューヨークからパリに着く
1976年には90分あれば地中海のカルパドス島まで行けるだろう

なんて素晴らしい世界になるんだろうか
自由になることは、なんて喜ばしいことなんだろう


宙に浮くあの乗り物の切符を手に入れるんだ
今のうちにな
準備は万端だ
空で繰り広げられるあの勝負の目撃者になれるよ
でも、俺らが勝つに決まってるけどな
ここで少し休んだら、街へ繰り出そう
太陽の光で発電
最新式の世界のための完璧な天候
そこにはみんなの分のプリウレタン製のジャケットがあるよ

なんて素晴らしい世界になるんだろうか
自由になることは、なんて喜ばしいことなんだろう


グラファイトでできたキラキラ光る
あの列車に乗って、海の下を走れば
たった90分でニューヨークからパリに着く
(どんな場所でも、アーティストにはもっと余暇を)
たった1台の機械が重要な決定を下し
そのプログラムは思いやりと将来の展望を考慮したものに作られた
その作業が完了すれば、我々は潔くいられる
我々は永遠の自由になり、そう、それと永遠の若さを手に入れるんだろう

なんて素晴らしい世界になるんだろうか
自由になることは、なんて喜ばしいことなんだろう